コレステロールについて
献立作成者:矢田美幸 |
血液サラサラとか血液ドロドロという言葉をテレビなどで聞いて知って いらっしゃる方が多いと思います。 これは、血液中に脂質のコレステロールや中性脂肪のどちらか、もしく は両方が増えすぎた状態です。この状態が続くと動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす 要因になってしまいます。食習慣や運動習慣を見直しましょう。
食材選びのポイント
(1) コレステロール摂取量に気をつける。
コレステロールの摂りすぎは、よくないです。しかし、コレステロールは身体にとって不可欠な成分なので、口から入らないと体内でコレステロール生産が高まってしまいます。
1日のコレステロール摂取量は300mgまでとします。
(2) コレステロールの排泄量を増やすこと。
コレステロールを体外に排泄するには、コレステロールを原料としている胆汁酸を効率よく便中に排泄させることです。
それには、食物繊維の多い野菜やきのこ類、海草類を食卓にのせることです。
(3) 酸化されたLDLコレステロールが動脈硬化を進めると言われています。
ビタミンA C Eの抗酸化の効果が期待されていますので、緑黄色野菜・芋類・果物・種実類などをバランス良くとることです。
今回の献立の栄養量
エネルギー量 (Kcal) |
たんぱく質 (g) |
脂質 (g) |
糖質 (g) |
500 | 18.2 | 12.3 | 80.1 |
コレステロール (mg) |
食物繊維 (g) |
塩分 (g) |
|
58 | 9.1 | 2.5 |