コレステロールを考える
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献立作成者:矢田美幸 |
コレステロールは、私たちの体の元である細胞を包む細胞膜やホルモン、また 脂肪の消化を助ける胆汁酸の原料にもなっており、なくてはならない成分です。 しかし、体にとって必要な成分でも、多すぎてしまうと血管の壁にたまり、血 液の流れを悪くしてしまいます。体にとって一番怖いのは、動脈硬化です。 その為には、動脈をいつまでもしなやかにしておくことが、大事です。 生活習慣を見直すことによってコレステロール値の低下が期待できます。 よく言われている事として、
(1) 肥満を解消すること
(2) 適度な運動
(3) 食事の内容を見直す
などがあります。 食事については、動物性脂肪やコレステロールを多く含む魚卵やレバーなどの 肝類は、取りすぎに注意が必要です。1日のコレステロールの摂取量は300 mg以下とします。 逆に、こんにゃくや、果物類、海草類に多く含まれる水溶性の食物繊維は、腸 でのコレステロールの吸収を抑えてたり、コレステロールを排泄してくれます。
今回の献立の栄養量
エネルギー量 (Kcal) |
たんぱく質 (g) |
塩分 (g) |
410 | 20 | 2.9 |
コレステロール (mg) |
食物繊維 (g) |
脂質 (g) |
39 | 7.5 | 7 |