1. トップ
  2. 季節の糖尿病食
  3. 冬の糖尿病食 「エネルギー比を考える!」

季節の糖尿病食

冬の糖尿病食

エネルギー比を考える!

エネルギー源となるたんぱく質、脂質、糖質のエネルギー比の割合によって食事バランスを考えましょう。
偏った食事や間食が多いとエネルギーの割合が偏り、生活習慣病を引き起こす原因になります。
食事を抜いたり、インスタント食品で簡単に済ませてしまったり、おかずの多い人は、脂質やたんぱく質のエネルギー比が高くなります。
あなたの摂取エネルギー比をチェックしてみましょう。

【エネルギー】
体温を保ち、体の代謝を行い、活動の原動力となる。糖質、たんぱく質、脂肪などが体内で燃焼する時に得られる。
不足すると体力、気力の低下、やせてくる、多すぎると肥満になる。
 
【蛋 白 質】
生命体すべての体組織のもととなる。血や肉になり酸素、ホルモン、体液のバランス調整にかかわっている。
肉、魚、卵、大豆、大豆製品、牛乳、乳製品に豊富。
エネルギー源として1gあたり4キロカロリーになる。不足すると免疫力低下、疲れやすく、貧血を起こしやすい。余分にとったたんぱく質はエネルギー源となり肥満につながる。
たんぱく比 10〜15%
 
【脂   質】
最も効率のよいエネルギー源。細胞膜やホルモン、胆汁酸構成成分、脂溶性ビタミンの吸収を助ける。植物油、バター、種実類、脂肪の多い魚、カレー等のルー、アイスクリーム、生クリームに多く含まれる。
エネルギー源として1gあたり9キロカロリーになる。 とりすぎると体脂肪となり貯蔵され肥満につながる。
脂肪エネルギー比 20〜25% 
 
【炭水化物】
炭水化物は糖質と食物繊維をあわせたもの。
糖質は肝臓や筋肉にグリコーゲン、脂肪組織に中性脂肪として蓄えられる。脳が受け付けるただひとつのエネルギー源。
米等の穀類、芋類、果実、砂糖に多く含まれる。
エネルギー源として1gあたり4キロカロリーになる。不足すると体重減少、脳エネルギー不足、集中力低下。
糖質エネルギー比 55〜65%



今回の献立の栄養量
エネルギー量
(Kcal)
たんぱく質
(g)
脂質
(g)
564 21.2
エネルギー比:15.0%
13.7
エネルギー比:21.9%
炭水化物
(g)
塩分
(g)
 
86.7
エネルギー比:61.4%
2.8  

作り方

レシピを印刷する

焼き魚

材料 (4人分)

鰆…60gX4切れ

塩…4g

だいだい…1/2個

サラダ菜…4枚


おからの白菜巻

材料 (4人分)

白菜…4枚

おから…60g

豚ひき肉…40g

ねぎ…1本

サラダ油…小さじ2

コンソメ…1/2個

水…100t

みりん…小さじ2

塩…小さじ1/4

こしょう…少々

ほうれん草…60g

にんじん…60g

ケチャップ…大さじ1, 1/3

砂糖…大さじ1

片栗粉…小さじ1

水…小さじ2

砂糖…大さじ1, 1/3

しょうゆ…大さじ1, 1/3

酢…大さじ1/2

だし汁…100t


かぶときゅうりの甘酢漬け

材料 (4人分)

かぶ…200g

きゅうり…1本

塩…2g

砂糖…大さじ1 1/3

酢…60t


こんにゃくときのこのピリ辛炒め

材料 (4人分)

こんにゃく…160g

しめじ…60g

茹で筍…40g

ピーマン…1個

はるさめ…16g

ごま油…小さじ2

砂糖…大さじ1/2

豆板醤…大さじ1/2


ご飯

材料 (4人分)

ご飯 …600g