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季節の糖尿病食

冬の糖尿病食

糖尿病をとことん知る!!(1)

2011年は「糖尿病をとことん知る!!」を大きなテーマにし、進めていきます。
1回目は糖尿病とはどんな病気なのかについてお話をします。
私たちが食事をすると体の中でどんなことが起こっているのでしょう。

食事をすると消化吸収され、細胞に栄養が届きます。
しかし、糖尿病になると膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの作用が低下し、細胞に栄養がうまく届かず、血液中のブドウ糖(血糖)の量が通常よりも多くなっている状態です。
血液中にあるブドウ糖がエネルギー源として取り入れるはずの筋肉や脂肪細胞にうまく入っていかず、あり余ったブドウ糖は尿から流れ出るようになります。

膵臓からのインスリンの分泌が足りない場合と肥満などによるインスリンの効きが悪い場合とがあります。または両方の組み合わせの時もあります。
(血糖値を下げる唯一のホルモンはインスリンです。)

糖尿病の症状
  血糖値が高いことからくる症状として
   1 喉の渇き、水分を多く飲み、尿の量や回数が増える。
   2 体がだるく、疲れやすい。
   3 体重が減少する。
   4 傷の治りが悪かったり、風邪にかかりやすくなる。
   5 立ちくらみや目がかすむなど。
  糖尿病の3大合併症として
   1 糖尿病性網膜症
   2 糖尿病性腎症
   3 糖尿病性神経障害 です。
  血管が詰まりやすくなるので、脳梗塞や心筋梗塞などを起こす場合もあります。

糖尿病の怖さは初期症状が分かりにくく、そのまま放置してしまう人が多いことです。

2010年7月1日から新しい糖尿病診断基準が施行されました。
要点としては
 1 HbA1c をより積極的に糖尿病の診断に取り入れ,糖尿病型の判定に
   新たにHbA1c値の基準を設ける。
 2 血糖値とHbA1cの同日測定を推奨し、血糖値とHbA1c値の両方が
   糖尿病型であれば1回の検査で糖尿病と診断できるとし、
   より早期からの糖尿病の診断・治療を促す。
 3 現行のJDS値(日本糖尿病学会)で表わされたHbA1c(JDS値)に
   0.4%を加えたNGSP値に相当する国際標準値に移行していきます。



次回はメタボリックシンドロームと糖尿病についてお話します。



今回の献立の栄養量
エネルギー量
(Kcal)
たんぱく質
(g)
脂質
(g)

炭水化物
(g)
538 22.5 6.6 96.1
カルシウム
(mg)
コレステロール
(mg)
食物繊維
(g)
塩分
(g)
156 45 7.4 1.8

作り方

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れんこんハンバーグ

材料 (4人分)

れんこん…240g

鶏ひき肉…240g

塩…1g

こしょう…少々

パン粉…40g

 

さつま芋…60g

ブロッコリー…80g

 ケチャップ…小さじ2

 ソース…小さじ2

 辛子…少々

 片栗粉…小さじ1/2

 水…大さじ1


大根の麹和え

材料 (4人分)

大根…400g

塩…1g

甘酒…32g

ゆず汁…小さじ1

ゆず皮…少々


ベジタブル生春巻き

材料 (4人分)

生春巻きの皮…4枚

ねぎ…40g

人参…40g

水菜…120g

キャベツ…80g

 ポン酢…小さじ4

 ラー油…少々


フルーツ

材料 (4人分)

苺…240g


ごはん

材料 (4人分)

ごはん…600g